2階リビングへの憧れ

2020年5月1日金曜日

雑感 設計

妻です。

Stay homeな毎日。
夫は休みの度にひたすら住宅関係のYouTubeを観ています。
私はというとアマゾンプライムで観た「すみっコぐらし」の映画で
感動して涙が出ちゃう娘を見て胸がいっぱいになりました。
小さいながらちゃんと感性が育っているんだなあ、と。
可愛いなあ。


我が家のすみっコ達。


さて。

我が家の設計計画についてです。
今回は「2階リビングへの憧れ」です。

9年前に建ててつい先月まで住んでいた家は35坪の平屋でした。
なぜ平屋だったかというと敷地が広かったから。
そして親族の土地で土地自体に費用がかからず、建物にお金がかけられたからです。

そして、その家を手放す事になり、新しい土地にもう一度家を建てるとなった時に
「平屋はもういいかな」と思いました。

平屋のメリット・デメリット、色々ありますが
直観として私は「2階からの景色が見られないのはつまらないな」と感じていました。
(夫はそうではないようでした)
家自体にはとても満足していたんですけどね(^-^)

平屋に住んでいる時に一度、精神的にとても落ち込み食事もままならない時期があったのですが、
その時、気分転換のため数日間実家に帰省した際、
2階の窓を開けて遠くの景色を見た時に
「やっと心に風が通った」と救われたのをよく覚えています。

2階からの景色がこんなに気持ちのいいものだとは。
平屋住まいの私にはない物でした。

また、2階リビングのお宅に住まわれてるママ友宅にお邪魔した事も大きかったです。
そのお宅は2世帯住宅で1階部分にご両親が住まわれている形でした。

今までモデルハウス等でよく見かけてはいましたが
初めて実際の2階リビングのお宅に伺い、とても素敵だと感化されました。
目線の高い景色、人目を気にせずいられる暮らし。
「こんな家に住んでみたい」
そこから2階リビングに憧れを持つようになりました。

そしてまさかの。
もう一度家を建てる事になり。
悩みました。2階リビング。

建築予定地は非常に恵まれた場所で、日射を遮る建物などもなく、通常であれば1階リビングを迷わず選択するような土地です。

でも、2階リビングは憧れ。
だけど実際はどうなんだろう。
重たい食料品買った時大変だな、年を取って足腰が弱くなった時どうなるんだろう等。
眠る前に目を閉じてそんな生活を想像してシミュレーションしました。

夫も色々と検討してくれました。
「建築的には2階リビングの方が理に適う」等。

そして設計士・村松さんとの初回プランの打合せで見せて頂いた村松さんの自邸プラン。
今にして思えばこれが大きな決定打になったような気がします。
(村松さんの自邸プランも2階リビング)

それは1階に夫婦の寝室、子供部屋2部屋、洗面・お風呂・マルチWICという配置でした。
そしてそのプランは子供達がいずれ巣立った後には子供部屋が一つの部屋になり、
簡易キッチンを設置すれば小さなリビングにもなる、というものでした。

そうか、これなら私達夫婦がいつか年老いて2階への階段に耐えられなくなったとしてもなんとかなる、と思ったのです。
(さすが村松さん)

それからは2階リビングに対する様々な疑問に「なるようになるな」と思い、
一気に「2階リビングに住んでみたい」という気持ちに固まりました。

敷地的にも問題ない。
建築面積的にも抑えられる。(※吹き抜け分)
耐震設計的にも有利。
それでいて憧れが叶う。
(しかも村松さんの設計なので絶対快適で最高の家になる)



今はいつか訪れるであろうそんな暮らしを夢見て毎日を過ごしています。

あ~~ 楽しみ~~~